ついに、待ちに待った『Google純正スマートウォッチ』が発売された。
デザインも丸っこくかわいらしいのは好印象だが、何より大きいのは『Suica対応』という部分。
今までもFGarminの上位機種やアップルウォッチなどスイカに対応している機種もあったが、
高価だったり、iPhoneでなければ使えないなど制限が多かった。
今回ついにGoogleが正式にSuicaに対応。その使い勝手をレビューしてみるぞ。
私は2014年ころからスマートウォッチを愛用し続けている、結構古参なユーザー。
1台目はsony のスマートウォッチ『SmartWatch 2』
wearOS(旧Android Wear)ができる前、スマートウォッチの先駆け的な存在で、機能的には今の廉価版スマートウォッチと同じような、着信の通知・メールの確認などが行えた。
その後、後継機の『SmartWatch 3』『TicwatchE』などを使い、現在はFOSSILの第5世代 FTW4041を使用していた。
FOSSILを選んだのは、wearOSで、NFC対応だったから。
そのうちSuica支払いに対応してくれると期待していたんですが・・・まったくその気配はない。
はじめこそ気に入っていたものの、竜頭の位置や、重量など欠点ばかりが目に付くようになってきていた。
そこで、pixel6を購入した時のストアクレジットが余っていたこともあり、最新のpixel ウォッチを購入することにしました。
まあ、ストアクレジットについてはいろいろ問題も起きたのだが、そちらは興味のある方だけ別記事を参考にしてもらいたい。
今回はpixelウォッチについて詳しくみていくゾ。
セット内容
箱の中は本体と、長さの違う交換用ベルト、充電器、説明書。
説明書は本当に簡単なことしか書かれていないので、基本無視でかまわない。
ベルトは長いもの、短いもの2種類入っているから、腕の太さに合わせて選べるぞ。
充電器は非接触マグネット式。
パチッとくっつくけど、ベルトの湾曲のせいでうまく置けない。何か充電スタンドみたいなものがあるといいかな。
ちなみに一般的な『非接触充電器』での充電はできない仕様となっている。
充電器はUSBタイプC
問題なのが、充電ケーブルのコネクタ形状。
一般的なUSBではなく、タイプCになっている。
いわゆるPD充電器というものを用意しなくてはいけない。
PD充電器とは?
PDは(Power Delivery)の略。USB Type-Cコネクタに対応した新しい給電規格。
従来の充電器より大きな電力を供給できるのが特徴。25W、65Wなどがあり、利用機器に合わせて最大出力を選ぶ必要がある。
まだ一般的に出回っている充電器では、ふつうのUSBであることがほとんどなので、持っていない場合は新たに購入する必要がある。
ウォッチを充電するだけなら、ダイソーでも25Wタイプが数百円でも購入できるけど、この後の用途を考えるなら65Wは欲しいところ。
うちには1個あったんだけど、すでにMacbookとSurefaceの電源用として利用していたため、こちらの充電器を購入したよ。
値段は安いけど、電力も安定しているし評価も高くお勧め(≧▽≦)
設定は簡単!
設定は簡単。
スマホに上記のWearOSアプリを入れて接続すれば自動で同期してくれる。
pixelだけなのか、近づけるだけで自動的に認識して接続が始まったよ(;'∀')
pixelシリーズとの相性はさすがに抜群!
今ならpixel7やpixel6aはお得なキャンペーンがたくさんあるから、この機会に機種変更してもいいかもね。
こちらの紹介コードを使うことで、次回使える7,500円分の割引チケットも手に入るよ。
紹介コード":PINXF8Q7WC2LT1BJQF933QG
よかったら使ってみてください(≧▽≦)
保護フィルムのつけにくい、球面構造
デザインはかわいいのだが、この『球面構造』ってやつが厄介。
過去の経験から、スマートウォッチの画面はかなり傷つきやすいことを知っている。
やはり保護フィルムは必須なんだけど、問題はこの形。
試しに球面にも対応しているという保護フィルムのサンプルを取り寄せて張ってみたのだが、やはり、使用していると引っかかってはがれてしまう。
そこで、全体を覆う形のカバーを購入。
1個500~1000円程度で購入できるよ。
Miimall【2枚ケース】 Google Pixel Watch専用 ケース 2枚入り Pixel ウォッチ カバー 擦り傷防止 PC材料 ...
カラーもいろいろ、今回は気分に合わせて色も変えられるように2個入りを買ってみた。
素材は軟質プラスチックで、ちょうどスマホケースと同じようにある程度曲げ伸ばしができる。
取り付けるとこんな感じ。
ちなみに色はダークグリーン。なかなかいい感じ(*´ω`)
右の竜頭とボタンはちょっと押しにくくなったが、全体を覆ってくれるので安心感があるね。
画面のタッチは全く問題なし。
ちなみに、もう一色はスマホケースと同じピンクゴールドにしたんだけど、こっちは失敗。
ベルトの色とあわなかった(;´∀`)
ほかにもカラーバリエーションは豊富なので、もしかしたら別の色を追加するかも。
純正ベルトも使いやすい
Googleウォッチに付属するベルトは、シリコン製。ロングとショートの2本組。
腕の太さにかかわらずつけられるのはありがたい。
ベルトは、リングを通してポッチで止めて、内側に流し込む形状。
通常のベルトの止め方に比べて、余った部分がビロビロしないので、フィット感がいいです。
竜頭の位置は今まで使っていたFOSSILと同じだけど、画面が小さいから手をついても、竜頭のボタンを押してしまうようなことは今のところないです。
どうしても押してしまって困る場合、Googleウォッチはアプリ上の設定で向きを変えて表示することも可能。
右腕に漬けてもも使いやすい、ユニバーサルデザイン仕様になっています。
Suicaに対応はしたけど・・・
今回の(私にとって)メインであるのが、Suicaの対応。
確かに、Googleウォッチだけで決済したり、電車に乗ることはできるのですが、これはちょっと期待外れでした(;´∀`)
モバイルスイカとの連携不可
Googleウォッチに登録するSuicaは、スマホに入っているモバイルSuicaではなく、新しく発行する別のSuica。
しかも、ウォッチからのチャージは不可(一度スマホからチャージが必要)
オートチャージ不可。
JREポイントからのチャージも不可。
定期券やSuica特急券の連携も不可と、なかなかに使い勝手が悪いものでした( ;∀;)
母艦となるスマホがおサイフケータイ機能に対応していない場合は、多少便利かもしれないけど、現時点ではちょっと使い勝手に難ありデス。
タッチ機能によるクレジット決済も、対応しているカードがほとんどないので登録できるものが手持ちにはなく、こちらも使いにくい。
次回のアップデートに期待ですね。
Suica使用時のポイントは、JREアプリでカード番号を登録することでためることはできるよ。
Googleマップは便利
Googleマップの連携はべんりだ。
スマホを取り出さなくても、音声で目的地入力可能。
「オッケーGoogle、○○に行きたい」
といえば、ナビが起動。
電車の乗り換えには対応していないけど、自動車と徒歩は音声でナビゲートしてくれます。
画面小さいけど、ウォッチにもマップが表示されるから、いちいちスマホを取り出さなくてもいいっていうのは助かります。
精度もかなりしっかりしています。
アップデートで乗換案内にも対応してくれたらいうことなしですね。
Fitbit
Googleウォッチの一押し機能が『Fitbit』
いわゆる健康管理アプリだ。
正直、あまり運動をしない私にとってはあまり意味のない機能(;´∀`)
ただ睡眠時間管理は便利かな。
1週間ほど、Googleウォッチをつけて眠ってみたんだが、、、
いかんな、ちょっと睡眠不足気味だ・・・
通常は有料のサブスクプランを6か月無料体験できるみたいだけど、いまのところ使う予定はないです。
まとめ
結局Googleウォッチが買いかどうかというと、かなりおすすめ!
正直まだ微妙な部分はあるけど、Google純正のスマートウォッチ。
今後のWearOSアップデートなどにも、最優先で対応して便利になっていくことは間違いがない。
もっと金額を出せば、性能のいい機種がないわけではないが、4万円程度の価格帯で見ればかなり高性能だと思う。
まあ、バッテリーがもう少し持ってくれたら・・・
とか、普通の非接触充電器で充電出来たら・・・
など、言いたいことはあるけど、現状では十分満足。
pixel購入でもらえるストアクレジットは、有効期限的に来年のpixel8には使えないみたいだから、pixelウォッチに使っちゃうっていうのもおすすめだよ。
今後、サードパーティ製の充電器や、ベルトが出てくるともっと色々楽しめそう。
なんか買ったらまたここでレビューしますね(≧▽≦)