あまり話題に上ることが少ないスマートウォッチ。
こんなに便利なのになぜみんな使わないのかが不思議で仕方ないよ。
今回は2015年から様々なスマートウォッチを使いづづけてきた私が、3年ぶりに最新スマートウォッチ『FOSSIL第5世代 FTW4041』に買い換えたのでレビューしていくゾ。
FOSSIL第5世代 FTW4041開封!
中身は本体と充電用ケーブル、英語の説明書。
いちおう日本語表記もあるけど、大したことは書いてないですね(^_^;)
説明は、
- ペアリングは充電しながらやってね。
- Bluetoothをつないで、あとはWearOSのチュートリアルをみてね。
以上。
う~ん、シンプル(^_^;)
WearOSで接続
説明書通りサクッと接続。
指示どうりに進めれば難しいことはないゾ。
操作は、
ポイント
- 画面を長押し:ウォッチフェイスの変更。
- 下にスワイプ:設定画面
- 上にスワイプ:スマホ情報表示
- 右にスワイプ:予定・天気予報表示
- 左にスワイプ:自由にタイルを設定可能
- 竜頭 1回 :アプリ一覧
- 竜頭長押し :Googleアシスタント起動
使っていればなんとなく理解できるはず。いろいろなウォッチフェイスを試してみよう!
スマートウォッチは進化が停滞状態
2015年当時、まだGoogleのスマートウォッチ用OSも出ていなかった時代、最初に手に入れたのは
ソニーのスマートウォッチ2だった。
そこから同じくソニーのスマートウォッチ3、現在使用しているTicwatch Eと乗り換えてきた。
参考リンク→:WearOS搭載スマートウォッチ Ticwatch Eの基本操作(≧▽≦)
この流れの中でも、Googleオリジナルのスマートウォッチ用OSが作られたり、アップルウォッチが発売されたりと変化はあったものの、スマートウォッチの基本はメールや電話着信の連絡、音楽の再生支援、簡単なフィットネスサポートくらい。
それほど劇的な進化はなかった。
アップルウォッチの登場とモバイルSuicaの対応
スマートウォッチの黒船はやっぱり「Apple」
Appleの発表したアップルウォッチは、基本的な機能はandroidスマートウォッチと変わらなかったが、一つ画期的な進化があった。
それが『Suica決済の対応』
腕時計で「ピッ」って憧れるよね!え?そうでもない?
私は腕時計で決済する体験をしたかったんだけど、残念ながらiPhoneユーザーでないとアップルウォッチは使えない。
android対応スマートウォッチも、一部機種ではSuica決済に対応したけど、まだそれほど多くはない。そして高い!
いち早くSuicaに対応した Garminの上位機種は、デザインもよくてSuica決済に対応したけど、値段が高いよね(=_=)
それにOSはやっぱりandroidOS(waerOS)がいい。
お手頃価格のWearOS搭載スマートウォッチ「FTW4041」
着信を連絡するだけの機能を有したスマートウォッチなら、安価な商品はいくらでもある。
だけど、できれば今までと同じ操作性を維持したい!
そうなると、Android純正OS、WearOS搭載の商品となる。
だがこれが結構高い。
最も安価なのは、今まで使っていたTicWatchの後継種。
安いものは1万円台から購入可能。
だけど、できればSuicaの決済に対応した機種がいい。
色々探していたところ、NFC搭載で20,000円台で購入できるスマートウォッチを発見した。
それが、FOSSILの「FTW4041」だった。
2021年5月現在のアマゾン価格は23,100円。
それが、ちょうどセールで2,000円くらい安くなっていたので、即ポチってみたわけだ。
OSSIL「FTW4041」は今はまだ『Suica決済』非対応
手ごろな価格のスマートウォッチで、androidOSとSuica決済に対応しているものが欲しかった。
だが、この両方に対応しているスマートウォッチはまだない。
今回購入したOSSIL「FTW4041」はハードとしてはNFCに対応しているが、残念ながらまだ日本国内でのGoogle Pay決済には対応していない。
これが解禁されれば、Suica利用も期待が持てるのだけど・・・
ただ、ハード性能的には可能みたいなので、今後のアップデートを期待して購入しているユーザーは結構いるみたい。
商品紹介にも、
「Google Payはこのスマートウォッチに機能としてはございますが、現在日本でのご利用は始まっておりません。」
と書かれている。
逆に言えば、今後アップデートで利用できるようになる可能性があるということ。期待しすぎかな?
FOSSILさん!頼みます!!
スマートウォッチの寿命は2~3年
今回、まだSuica決済も搭載されていないのに買い替えを決意したのは、購入から3年が経過してTicwatch Eのバッテリーもちが悪くなってきたから。
やはり、腕時計の大きさに入れられる電池には限界がある。
もともとそれほど持ちはよくなかったが、最近は朝フル充電であっても、1日持たなくなってきた。
半日くらいで画面が真っ暗、時計としても役に立たないありさまだったため慌てて買い替えを決めたというわけ。
今の技術では、毎日使用していると電池寿命は2年ぐらいが限界な気がする。今までのどれもが同じような期間で買い替えをしていることからも、そう間違いではないハズ。
機能を制限すればもちはよくなるけど、それってスマートウォッチの意味があまりないよね。
FTW4041の電池もち
あまりいい情報がなかったから期待はしていなかったけど、やはりフル充電からでも、各種通知機能やGPSトラッキング、Google Fitなどを使用していると1日が限界。
基本的には毎日充電の必要がある。
機能を制限すれば電池のもちは改善されるけど、それではあまり意味がない。
電池もちが悪いとはいえ、慣れれば毎日の充電はそれほど苦にはならない。
機能性をとるか、電池の持ちをとるか、これは利用者の判断に任せられるところだ。
FTW4041を買って正解?失敗?
現在のところ、『正解』だったと思ってます。
機能面では、泳げる防水とWearOSは便利。
やっぱり水に浸けても平気なのは大きい。
そしてandroidの純正スマートウォッチ用に開発されたWearOS.やっぱり使いやすい!
Google純正なだけあってスマホとの連携は抜群。接続や設定もスムーズなのは最高です!
便利なショートカットキー
そして、ハード的に意外と便利なのが、竜頭の上下にあるショートカットキー
これには、任意のアプリが設定でき、ボタン一つで起動が可能だ。
私は上に電卓、下にGoogleFITを設定してある。
竜頭でスクロール可能
竜頭は1度押すとアプリ一覧、長押しでGoogleアシスタントが起動する。
そして、竜頭を回すと画面をスクロールすることが可能だ。
アプリを選んだり、情報をスクロールする際に利用できる。
これが地味に便利(^_^;)
この竜頭、欠点もあるんだけど、このスクロール機能は結構重宝しています。
FTW4041の機能まとめ
ここでFTW4041の機能を少しまとめておこう。
FTW4041の機能
- CPU:Qualcomm® Snapdragon Wear™ 3100プロセッサ
- 8GBストレージ
- 1.28”デジタルディスプレイ、AMOLED(有機EL)
- 防水機能(3ATM)
- 24時間以上継続するバッテリーライフ、4パターンのバッテリー延長モード
- センサー:心拍レート、NFC、GPS、高度計、加速度計、ジャイロスコープ、アンビエントライト、マイク
さすがに前回の購入から3年経っているから、ハードの性能はかなり良くなっている。
古いTicWachでは、Googleアシスタントは反応しなくなってしまっていたが、さすが最新機種。音声認識も優秀サクサク答えてくれます。
ベルトもワンタッチで取り外しが可能。自由に市販のものに取り替えることができるのもポイントが高い。
FTW4041のデメリット
かなり気に入っているFTW4041だが、欠点もある。
第一に、電池持ちの悪さ。わかっていたことだが、もう少し頑張ってもらいたい。
そして、第2に竜頭の位置。
TicWachは左腕につけた時、竜頭の位置は左側になる。
それに対して、FTW4041は右側に竜頭が来る。
TicWatch FOSSIL
操作するには問題ないのだが、右にあると手のひらをついた時など、思いがけず竜頭を押してしまうことがある。すると呼んでもいないのにGoogleアシスタントが起動してしまう。
これだけはちょっと困るポイントだ。
竜頭のダイヤルでスクロールさせる機能をつけた関係で、右手で操作しやすいように右側に配置されたのだと思うが、なんとかならなかったものかなとは正直思うところだ。
スマートウォッチは大切な相棒
まあ、何はともあれ、コイツにはこれから2年間は相棒として頑張ってもらいます。
ちょっと無骨なこのデザインは個人的にかなり好み。
シンプルな女性向けの商品もありますよ。
FOSSILはアメリカの時計メーカー、1984年の創業以来、時計やハンドバッグを制作。
独創的な感性でモダンとヴィンテージ感をミックスした独自のスタイルを確立している。
多様なデザインで選択肢も多い。結構頻繁にセールも行われているゾ。
腕時計はスマートウォッチ以外のものも多い。スマートウォッチであってもWearOSではないものもあるから購入時には良く確認して購入しよう。
一度使ったら手放せない。便利なスマートウォッチ、あなたも是非使ってみて!!