リモートワークが推奨される昨今。
2~3畳の小さなスペースを作業部屋にしている方も多いんじゃないだろうか。
かく言う私も、2階の端に2畳の書斎スペースを持っている。
基本的な執筆作業はすべてここで行っているのだが、毎年夏に問題が(;´∀`)
それは、暑い!ということ。
家を建てる際に、無理を言って自分の書斎を作ってもらった手前、さらに「エアコンも付けたい」などは到底言えず・・・
この時期になると、蒸し焼きになるような暑さの中で作業していました。
今回は何とか改善すべく、何とか隣の部屋のエアコンの風を引き込めないか検討しました!
書斎のエアコン事情
男のあこがれ『書斎』
男ってやつは、小さいころから『秘密基地』や『自分の部屋』といったパーソナルスペースにあこがれる生き物。
インターネットには、そんな夢をかなえた先輩たちの記録がいろいろ見つけられます。
書斎にクーラーをつける?つけない?
多くの人が悩まれているのが、書斎にエアコンをつけるかどうか。
ほとんどの書斎は2~3畳程度。
エアコンのサイズはほとんどが6畳以上からなので、書斎のためだけにエアコンをつけるのはもったいないという意見が多い。
かく言ううちもそのパターン。
エアコンをつけたら、なんだかんだと10万近くはかかる。
そもそも、スペース的に設置が不可能な場合も多い。
エアコンのない書斎は地獄
しかし、あえて言おう。
エアコンの無い書斎は『地獄』である。
狭い部屋というものは、それだけで熱をため込む性質がある。
そのため冬の寒い時期であれば、小型のヒーターでも十分に快適に過ごすことができるのだが、夏はだめだ。
今でも小型の冷風機を2台おいているが、暑い空気をかき混ぜるくらいの役にしかたたない。
特に、デスクトップPCを使用する場合は、それ自体がかなりの発熱を伴う。
うちの部屋は、デスクトップPCに加え、さらに小型の冷蔵庫まで設置しているから、それだけで発熱具合がヤバイ。
エアコンの無い書斎で作業する場合は、ノートパソコンでの作業がおすすめだ。
そうでないと、排熱で死ぬ((+_+))
家にあるノートパソコンでは、画像処理が不可能なおんぼろスペックなので、仕事をするにはどうしても爆熱デスクトップを使用せざるを得ない。
このままでは家の中で熱中症で倒れてしまう。
早急に何とかしなくてはいけない!
うちの間取り
うちは特殊な間取りで、2階には寝室と書斎以外部屋がありません。
あとは12畳くらいの広いロビーになっています。
そして、寝室とロビーにはエアコンが一台ずつ。
このロビーのエアコンから冷風を持ってこようというのが今回の作戦。
ロビー全体を冷やしてもいいんだけど、そのままでは奥まった書斎にまったく冷気が流れてこない。
何とか風を誘導していく方法を探すしかないのだ。
先人たちの挑戦
ネットをいろいろ探してみると、同じように暑い書斎に悩み、果敢にチャレンジした先人の挑戦の記録が見つかる。
いずれも、アルミのダクトを設置して風を書斎まで送ろうというもの。
このアルミダクトを使った方法、確かにしっかりしているが、設置も大変(;´∀`)
DIY初心者が、そんな大工事まともにこなす自信もない。
もっと簡単に何とかしたいんだ!!
激安!100円でクーラーを書斎に引き込む方法
何ということもない。
風の通り道を作って部屋まで引き込めばいいだけだ。
何も『アルミダクト』なんかという、たいそうなものである必要はないのである。
そんなもの、これで十分だ!
100円均一で買ったポリ袋!
これをつないで、風の通り道を作ります。
早速作っていこう!
エアコンの風を集める
仙台市のごみ袋の取っ手部分が、ちょうどクーラーの羽にはまったから利用しているが、さっきのポリ袋でももちろんOK。
排出される冷気を袋で捕まえ、書斎まで送ります。
風の道を支える柱として、荷造りひもを引っ張りっておきました。
風の道を作成する。
ポリ袋はそ底を切って『筒状』にする。
あとは、必要な分の筒をセロテープでとめていくだけだ。
ポリ袋は大きすぎても大変だから45Lサイズぐらいがちょうどいいよ。
完成!書斎エアコン
クーラーからの冷風は、管を通って書斎まで運ばれる。
もっとがっちり止めれば、冷風の効率もいいかもしれないが、クーラーに負担がかかりそうなので、あえて風が逃げるように余裕を持たせています。
クーラーを動かしてみると、ほとんど外気温と変わらなかった書斎の温度が、みるみる下がっていく!
あっという間に4度も下がった。
28℃だけど、さらっとしているのですごく快適だ(≧▽≦)
まとめ
思い付きで作った割にはよくできた。
見た目は、あれだが実用性は十分。
問題は、うちの奥様がこれを見てなんというか(;´∀`)
作業そのものは30分もあればできるから、灼熱の書斎で悩んでいる同氏の皆さん、ぜひチャレンジしてみてね。