通称”みちのく公園”仙台からほど近い自然豊かな公園。しかしその実態をすべて把握している人は少ないのではないだろうか。
仙台人にとって身近な国営公園”みちのく杜の湖畔公園”についてまとめます。
東北唯一の国営公園
みちのく公園は宮城のみならず、東北でただ一つの国営公園。国立公園(国定公園)は自然の景観そのままに国が管理する(国定公園は都道府県)自然公園であるのに対し、国営公園は都市公園として整備された公園を指す。
全国でも17個しかなく、東北ではここみちのく公園ただ一つなのです。
だから何だって話ですが、国が管理しているので公園の管理が隅々まで行き届いています。
公園の管理には人手とお金がかかるためさびれている公園も多い中、みちのく公園は季節の植栽やイベントなど年間を通していつ行っても楽しめるすごい公園なんです。
みちのく公園はどこにある?仙台からの時間は?
まだみちのく公園に行ったことのない人のために仙台からのアクセスをご紹介。
場所は宮城県柴田郡川崎町、仙台駅から西道路、286号線を通って30~40分。
たった30分程度で自然に囲まれた公園に行ける。コンパクトシティ仙台のいいところですね。
みちのく公園の入園料、駐車場は?
イベントもたくさんあり、設備も整った公園なので”無料”というわけにはいきません。
入場料は大人(高校生以上)450円、シルバー(65歳以上)210円、中学生以下は無料となっています。(2019年9月現在)
家族連れにやさしい価格設定。中学生まで無料とは太っ腹ですね。
このほかに駐車場代が普通乗用車で310円かかります。
駐車場は広いので入りきれないことはめったにないですが、遠い駐車場にとめると入場口まで結構歩くことになるので早めに行くのがおすすめです。
開園時間は季節によって異なり、
- 春 3/1~ 6/30 : 9:30~17:00
- 夏 7/1~ 8/31 : 9:30~18:00
- 秋 9/1~10/31 : 9:30~17:00
- 冬 11/1~2月末 : 9:30~16:00
となっています。
また、火曜日が定休日になっているので、遊びに行くときは注意しましょう。
みちのく公園は3つのゾーンで構成されています
みちのく公園は大きく3つの区画に分かれています。それぞれの区画は入場口も別で車で移動しなくはいけないくらい離れています(^_^;)
でも、入場料・駐車料金とも支払うのは1度で大丈夫。あとは半券があればほかの施設にも自由に移動できるので、いろいろ回っても面白ですよ。全部堪能しようとしたら一日では足りないかもしれないけどね。
平成26年6月に全園開園することにより、その総面積は647.4haになりました。これは東京ディズニーランドの12.5倍(@_@)すごい広さだ!
では早速、簡単に3つのゾーンを紹介します。
北地区
公園というよりのどかな山村の雰囲気がある地区。アクティブに遊ぶというより自然に近い農業や昔ながらの生活体験を行えるゾーンになっています。
家畜動物の放牧なども行われているので、身近に触れ合うこともできます。
北地区の奥には設備の行き届いた「エコキャンプみちのく」があり、子連れキャンパーにも大人気です。ここを拠点に泊まりで遊びつくすのもいいですよ(≧▽≦)
里山地区
昔の日本では一般的だった、「山」と「人里」の緩衝地帯である里山を再現、自然との付き合い方を学習できるゾーン。
北地区と違い基本は自然のまま、人によって管理された林となっている。
ちょっとした山登りやバードウォッチング、自然体験などのアクティブな体験がいろいろできるゾーン。
月に一回程度、親子で里山を遊びつくす「森の学校」を開講中。
親世代であってもがっつり山で遊んだ経験などないので、いろいろ教えてもらえるのはいいですね(≧▽≦)
詳細はリンクからご確認くださいね。
南地区
みちのく公園のメイン。多くのイベントはこの南地区で行われます。
ほかの地区に行ったことはなくても南地区に行ったことがある人は多いんじゃないでしょうか。
花畑・古民家・広場・子供の遊具・芋煮会場・湖などアクテビティは多彩。
季節ごとに様々なイベントがあるからいつ行っても何かしら新しい楽しみが見つかりますよ。
まとめ
今回はみちのく公園の概要のみのご紹介でした。
何しろ広いんですよ(^_^;)
これから秋の季節はキャンプや芋煮もいいですよね。
10月からはコキアの紅葉がきれい。今年は、夜間イベント「コキアカリ」(コキアをライトアップ)なんかも行われるみたい。
お子様連れなら満足間違いなし!ぜひ家族で遊びに行ってくださいね!