ついに子供たちも夏休み。
近年はなかなか遠出もできなかったので、今年は足を延ばして『東京旅行』
電車賃はかかるけど、最短90分という利便性には勝てないということで、新幹線を利用しました。
今回は、『子連れで新幹線』を利用する際の注意点と、今回で利用した『お得に新幹線に乗る方法』を紹介します。
子供料金は何歳まで?
電車の料金は、こどもはだいたい大人料金の半額で乗ることができます。
こどもの規定は、JRによると、
- おとな:12歳以上(小学生は12歳でも「こども」扱い)
- こども:6歳以上12歳未満(6歳でも入学前は「幼児」扱い)
- 幼児:1歳以上6歳未満
- 乳児:1歳未満
と分類されています。
幼児・乳児は基本的に無料ですが、指定席を一人で占有する場合などはこども料金を支払う必要があります。(基本は親の膝の上に乗せる)
また、大人1人に対し3人以上の幼児を連れている場合には、3人目からは「こども料金」を支払わなくてはいけないと定められています。
今回うちの場合、小学生2年生と、5年生なので、こども料金が二人分必要ということになります。
新幹線にお得に乗ろう!割引チケットの購入
仙台から東京まで、新幹線を利用しようとすると、
- 乗車券 6,050円 (子供:3,020円)
- 特急券 自由席 4,510円(子供:2,250円) or 指定席 5,240円(子供:2,620円)
が必要。
自由席のほうが安いが、一番早い『はやぶさ』には自由席がないため、指定席を購入するしかない。
そうなると、うちの家族、夫婦と小学生2人では、
- 大人:11,290円 x2人
- 子供:5,640円 x2人
片道でも33,860円、往復だとさらに倍! 67,720円 にもなってしまう。
これは結構バカにならない金額。
高速道路を利用すれば、高速代金とガソリン代で15,000円程度と半分以下で済むとはいえ、4~5時間運転することを考えると、新幹線のほうが絶対的に楽なのは明白。
子供たちの『車酔い』による心配もいらない。
うちは結構、車酔いする方なので、自動車長距離移動時の酔い止め薬は欠かせません。
いろいろ考えても、やっぱり今のところ新幹線が勝ります。
早く自動運転になってほしい(;´∀`)
とにかく、何とか新幹線の乗車料金を安く済ませる方法はないだろうか??
えきねっと得だ値
JRが公式に案内している割引きチケット。
なんと最大で50%の割引を受けられます!
利用方法は簡単『えきねっと』というJRのホームページからチケット予約するだけ。
とはいえ、なんでも割引になるわけではありません(;´∀`)
利用は『新幹線eチケットサービス』限定
このサービスは、紙の切符での乗車ができません。
予約時にチケットレス乗車するための『交通系ICカード』を用意する必要があります。
モバイルsuicaや、普通のsuicaはもちろん、PASUMOや、関西圏のICOCA なども利用することができますが、仙台のICカード『ICSCA』は使用できません!
カードは個人で1枚ずつ準備する必要があるので、子供たちがスイカを持っていないと利用できないです"(-""-)"
事前の予約が必要
割引率の大きな得だ値は、13日、もしくは20日前に予約を行わなくてはいけません。
人気の時間帯は発売間もなく埋まってしまいます。
早くから予定を決めておかないと、なかなか難しい"(-""-)"
繁忙期は割引がない場合も・・・
子供たちとの旅行となると、夏休みなどの長期休暇になる場合が多い。
この場合、得だ値の設定がない場合がある。
あったとしても割引率が低くあまりお得でない場合も・・・
今回も希望の時間には割引の列車がありませんでした(=_=)
利用できるのは「やまびこ」
新幹線の種類も限定される。
基本的に各駅停車のやまびこ。
はやぶさ・こまちはほとんどが対象除外だ。
時間的にも微妙な場合が多く、いつでもOKとはいかない。
利用できる席数も限られているので、なかなか思い通りに計画が立てられない問題がある。
いろいろ条件があるけど、うまく利用できればすごくお得。
家族全員スイカを持っていれば利用の価値はあるんじゃないかな。
子供は『子供用SUICA』での登録が必要だから、お父さんのスイカを貸してあげるという利用はできないよ。
株主優待割引
今回うちでは、
- 子供がスイカを持っていない
- 希望する時間の新幹線が取れない
二つの理由から、『新幹線得だ値』の利用は断念。
もう一つ、別の割引を利用することにした。
それが、『JR東日本の株主優待』だ。
JR東日本の株主になると、年に1回100株ごとに1枚、40%引きで切符を購入できる優待券が送られてきます!
ハワイアンズの株主優待を利用している私としては、これは見逃せない。
ハワイアンズは常磐興産(9675)の株なら無料で行ける!株主優待の使い方
JR東日本の株は高い!
とはいえ、そう簡単にJRの株が買えるわけではありません。
JR東日本の株価は1株7,000円ほど。
100株で優待券1枚だから、家族で利用するには往復8枚、800株保有していなくてはならない。
そうなると、単純に5,600,000円、0がいっぱいだ・・・560万円(;´∀`)
こ、これは無理・・・
株主優待券はオークション・フリマサイトで買える
株券を購入するのはあきらめよう(;´∀`)
だいたい、今から買っても優待券が送られてくるのは来年の3月だ。
でも大丈夫。
今の時代、オークションやフリマサイトがある!
JR東日本の株を持っていなくても、メルカリなどのフリマサイトで株主優待券は購入が可能です。
相場はだいたい、送料込みで3,000円程度。
大人だと、11,290円が、40%OFFの 6,774円で購入できる。
4,500円くらい安く買えるから、株主優待券の購入代金3,000円を引いても1,500円ほど安い計算になる。
ただし、子供料金の場合は2,200円程度しか割引にならないので、普通に切符を購入したほうがお得だ。
ちなみに、まだフリマサイトの登録がなければ、以下の招待コードを使うことで300~500ポイントをゲットすることができるぞ。
よかったら使ってみてね。
招待コード
新幹線のチケット受取駅は限定されている!
かくして、今回はフリマサイトで4枚の株主優待券をゲット。
大人は株主優待割引、子供は通常料金で新幹線のチケットを購入した。
この方法なら、自由に時間も列車も選べるので、最も便利でお得な方法だと思う。
新幹線の予約は、上でも紹介している『えきねっと』でもできるのだが、うちの子供たちはスイカを持っていない。
そこで、
- 大人二人はeチケット(スイカを使ったチケットレス)
- 子供は紙の切符
という、変則的な購入となった。
新幹線チケットの購入は、eチケットと紙の切符を同時に購入することができないので、空いている席を選んで別々に購入する必要があります。
これ、はじめて利用するときかなり悩んだので、余裕をもって準備をしておきましょう(。-`ω-)
紙の切符を利用する場合の注意!
新幹線の切符。
大人はスイカに紐づけされているので、そのまま改札を通れますが、子供たちは切符を発券してもらわなくてはいけない。
ネット上の案内では、券売機で発見できるようなことが書かれていますが、
仙台沿線の多くでは新幹線の切符を、普通の駅の券売機で発券することはできません!
発券できるのはみどりの窓口のある駅か、特急券券売機の設置された仙台駅くらい。
近年は沿線の駅にあった『みどりの窓口』は、どんどん縮小傾向。
最寄りの駅で発券することが可能なのか、あらかじめ確認しておきましょう。
現在、みどりの窓口を併設している駅は以下の通りです。(2022年7月現在)
仙台でみどりの窓口がある駅
- 仙台
- 北仙台
仙石線
- 仙台
- 多賀城
東北本線
- 岩沼
- 名取
- 南仙台
- 長町
- 仙台
- 岩切
- 塩釜
- 松島
発券できない場合の対処法
今回うちでは仙石線、宮城野原駅から乗車しました。
子供たちの切符も宮城野原から購入してあったのですが、駅で聞いたところ、宮城野原では発券できないので、切符を買って仙台駅まで行き、発券して仙台までの運賃は返金してもらってくださいとのこと。
メンドクサイ(;´∀`)
仕方なく、いわれたとおりにしたのですが、仙台駅でもまた大変。
新幹線のチケットも一度返金して購入しなおしだとか・・・なんで?
とにかく、イレギュラーになると時間がかかります(。-`ω-)
子供用のスイカがなく切符利用の場合、最寄りの駅で発券できないなら、素直に仙台からの切符を購入しておいた方がいいです。
余裕をもって向かっていたからいいものの、ギリギリだったら絶対間に合わなかった。
事前に切符の発券が可能なら、事前に取りに行けばいいんですけど、これってネットで購入している意味あまりないよね。
基本的にSUICAでの利用を中心に切開されているようですね。
次の機会までに、うちも『こども用SUICA』用意しておこうと思います(。-`ω-)
まとめ
今回は、新幹線にお得に乗る方法を紹介しました。
子供がいると、ネットでのチケット購入は結構面倒。
こども用SUICAがあれば、eチケットで手間なく乗れるので、東京に行くなら一枚用意しておくのがいいと感じました。
仙台で生活していると、あんまり電車やバスに乗らないからわざわざ子供にまでスイカ持たせないんだよね(;´∀`)
こども用スイカは、これまた「みどりの窓口」までいかなくては作成できない(。-`ω-)
手数料も500円(解約時には返金される)かかるし、年に数回しか使わないとなると悩むところだね。
今回は新幹線利用でしたが、こどもがある程度大きければ『夜行バス』という手もあります。
安いバスなら東京まで一人3,000円程度からあるので、本気で安さを求めるなら検討の余地があるかも。
多少でも今回の記事が、こどもとの旅行の参考になれば幸いです。
では、よい旅を(≧▽≦)