幼稚園~小学校ぐらいになると立ちはだかる教育の壁。
三輪車から自転車へのステップアップ
怖がってなかなか補助輪が外せない、なんてことも(^_^;)
ジロウは補助輪自転車を経由せず、すぐに乗れたんだけど、お兄ちゃんのタロウはちょっと苦労しました。
今回は、うちでの自転車練習を例に、1歳からの『子どもの自転車の乗り方教育』について紹介します(≧▽≦)
最初に買い与えるのは三輪車よりランニングバイク?
1歳半くらいになると、外で遊ぶことも多くなってくる。
そこで最初の乗り物として与えられるのが、三輪車。
でも今は、三輪車ではなく、2輪の小さなペダルの無いバイク『ランニングバイク』または『バランスバイク』と呼ばれる二輪車を買い与えることが多くなっています。
ランニングバイクとは?
2000年代後半から、ストライダーを中心に人気の子供用遊具。バランスバイクとも呼ばれる。
構造としては自転車と同じく、二つのタイヤとハンドル、サドルで構成されるが、ペダルはなく足でけって進む。
そのため、ランニングバイクのほか、キックバイクやバランスバイクなどと呼ばれる。
代表商品である”ストライダー”の名前で呼ばれることも多い。
自転車のような「軽車両」とは異なり、あくまで「遊具」なので公道での使用は禁止されている。
ランニングバイクの特徴
ランニングバイクの特徴はペダルがなく、足でけって進むこと。
基本的にブレーキはないものが多く、動力もブレーキも足だけです。
自転車と同じように2輪しかないので、初めはバランスをとるのが難しく怖がってしまうけど、両足がつくので、慣れればすぐに楽しく乗り始めます。
今ではたくさんのメーカーからランニングバイクが販売されています。
もっとも有名なのが、ストライダー。
バランスバイク人気の火付け役だけあって、今も最も高い人気と、信用を集めています。
価格は12,000円程度から高いものは2万円以上まで。
ストライダー主催のエンジョイカップに参加する場合は正規品でないと参加資格を得られないので、参加希望の場合はストライダーを正規認定店舗で購入しましょう。
ストライダーエンジョイカップ
ストライダーエンジョイカップとは?
ストライダーを使った、はじめてのレースが楽しめるイベント。
ストライダーに乗り始めの1才半の子から参加できる。
詳しくは下記、公式ページを参照ください。
ストライダーエンジョイカップ公式ページ
普通に自転車の練習用として使用するだけなら、ほとんど同じようなデザインの商品も5,000円程度から販売されている。
機能的にはほとんど差はないよ。
強度や質の良さは本家のストライダーにはかなわないが、それほど長期にわたって使用するものではないので、類似品でもほとんど問題はないぞ。
ランニングバイク練習時の服装
比較的安全性の高い乗り物ではあるけれど、転べばけがをする危険があります。
練習する場合には、かかとのついたシューズ、長袖・長ズボンで乗るようにしましょう。
転んで頭を打つと危険なので、ヘルメットは必須です。
そのほか、グローブ・肘膝のプロテクターがあるとより安全ですが、正直そこまでフル装備にしなくても大丈夫なんじゃないかなぁとは思います。
うちも持っていたけど、1~2回使っただけでめんどくさくなってしまったよ。
組み替えタイプのランニングバイクって便利?
最近のランニングバイクの中には、組み替えることで、三輪車~ランニングバイクへ成長に合わせて変えていくことができる商品もあります。
一見便利そうなんだけど、正直必要ないんじゃないかなぁ、とも思います。
うちでは、長男のタロウはストライダーだけ、
次男のジロウの時は、一台ストライダーがあることだし、始めは三輪車で遊ぶ方がいいかな、ということで、組み換え可能なランニングバイクを購入しました。
確かに、始めは三輪車状態で楽しく乗っていたんだけど、お兄ちゃんがストライダーでビュンビュン走っている姿を見ると、同じものが乗りたくなるもの。
結局、1年も使わずに組み替えになりました。
ただ半年程度の使用ですが、管理によってはネジの錆などで、組み換えが結構大変(^_^;)
組み換え後も大量に余ったパーツの保管が面倒でした。これだったら初めからもう一台ストライダーでよかったかなとも思ってます。
いろいろな使い方ができて便利だけど、デメリットも考慮して商品を選ぶといいですよ。
ランニングバイクから自転車へのステップアップ
ランニングバイクよりかなり視点が高くなるので、始めは怖がるかもしれないけど、ランニングバイクに乗れていた子ならすぐになれると思います。
ランニングバイクから自転車への乗り換えで注意するポイントを紹介します。
まずはブレーキを教えよう
自転車への乗り換えで、始めにしっかり教えなくてはいけないのが、ブレーキのかけ方。
ランニングバイクで慣れた子供は、どんなスピードでも足で止まろうとする傾向があります。
まずはしっかり『止まり方』を教えよう。
特に後輪ブレーキをかける癖をつけると、後々、前につんのめるようなこともなく安全だぞ。
始めは補助輪付きの状態でペダリングの練習
ランニングバイクと自転車の大きな違いは、ペダルがあるかないか。
三輪車を経由しないで自転車に乗ると、「ペダルをこぐ」ということそのものが初めてなので、ペダルに意識がいってしまいうまく前に進めないということがあります。
倒れる心配のない補助輪付きの状態で、ペダリングの練習をしておきましょう。
ジロウはお兄ちゃんのおさがりの自転車だったから、補助輪なしでいきなり自転車に挑戦。足でける分にはバランスは取れるんだけど、ペダルをこぐと途端に転んでしまうことが多かったゾ。
バランス+ペダリング+ブレーキこの3つをマスターすれば、自転車に乗るのはできたも当然だ。
補助輪は一気にはずそう
いきなり補助輪外すと怖いから、半分つけといてよ!
びびりなタロウのお願いで、左側の補助輪だけ外して練習を始めたんだけど、これが失敗。
結局、安定する右側に傾いて乗るだけで全く進歩しませんでした(^_^;)
外すなら思い切って全部外してしまおう。
ランニングバイクに乗れていたなら、意外とすぐに乗れるようになります。
補助輪になれてしまっていたら、もう一度ランニングバイクに乗ってみると、体が思い出してバランス取れるようになるぞ。
自転車の練習場所
いざ自転車の練習をしようとしても、家の庭では狭すぎる。
かといって、道路で練習するわけにもいかない。練習場所には悩むところ。
そこで、うちも利用した、仙台のおすすめ練習スポットをご案内します。
榴ヶ岡公園
仙台駅からも近い大型の公園。
有料だけど駐車場もあります。
中央の芝生広場を一周できる自転車通行可能な道が整備されています。
交通の便がいいので車で練習に行くのも楽です。
台原森林公園
自転車通行可能なジョギングコースがある。
駐車場もあるので車での乗り入れも可能。
練習に疲れたら科学館の見学へ。
南小泉交通公園
こどもの交通学習に特化した公園。
自転車は無料貸出があるので、持参しなくても大丈夫。
踏切や信号など、自転車の練習だけでなく交通ルールも学べるおすすめの公園。
ただ、人気の割に駐車場が狭いので、土日はかなり込み合います。
場所もちょっと入り組んでいるので、事前に確認しておくことがおすすめ。
遊具もあるから普通に公園としても楽しめます。
三居沢交通公園
南小泉交通公園と同じ交通ルールを学習できる公園。
同じく無料貸し出しの自転車もあります。
ただこちらの方が狭く、駐車台数も少ないです。
名取市サイクルスポーツセンター
名取にできた新しい自転車で遊べる公園。
自転車のサイクリングロードのほか、子どもの遊具も色々そろっている。
入場料は、大人200円/小学生100円/小学生未満無料。
自転車持参なら入場料だけで利用できる。
レンタルサイクルを利用するなら、入場料込みで、1人1時間一般500円(小学生300円)で利用できるぞ。
温泉も併設しているようなので、疲れたらひとっぷろ浴びていくのもいい。宿泊も可能。
まだ行ったことないんだけど、結構人気なようなので紹介しておきます(≧▽≦)
富沢公園
こちらも行ったことないんですが、自転車の練習しているという書き込みが結構あったので、大丈夫のようです。
駐車場は無いので隣の体育館の有料駐車場を利用することになります。
その他の公園
紹介したほかの公園でも連取可能な場所はありますが、自転車の乗り入れを禁止している公園も多いので、注意書きをよく読んで利用するようにしましょう。
まとめ
こどもの自転車乗り方教育について紹介しました。
小さいころからランニングバイクで練習していると、バランス感覚が早くから身につくので、上達が抜群に早いです。
ランニングバイクにはブレーキがついていないので、スピードの出しすぎには注意。
公道や坂道での使用はやめましょうね。
仙台には結構自転車練習ができる公園が多いので、練習場所には困らない印象だね。
上手に自転車に乗れるようになるまでがんばろう!