日本の夏!
といえばやっぱり『流しそうめん』(≧▽≦)
食欲のない猛暑の日でも、つるりと食べられるそうめん。
それをただ流すだけなのに、なんでこんなに楽しいのでしょう?
回転ずししかり、日本人ってやつは食べ物が流れてくることが好きな民族なのかもしれない(;'∀')
誰でも知っている日本の伝統『流しそうめん』
しかし、身近な人に聞いてみると、意外と実際にやったことがあるという人は少ないようです。かく言う私もその一人でした。
せっかく日本人に生まれたのだから、一度くらいは『流しそうめん』をやってみたい!
その願いが天に届いたのか、うちに『流しそうめん器』がやってくることに!
今回は、うちにやってきた『ドウシシャ流しそうめん器』をほかの流しそうめん器と比べてレビューします。
流しそうめんとは?概要
人気イベント『流しそうめん』とは?
ご存じでない方のために説明すると、竹を半分に割って節を除いたものに流水とともに『そうめん』を流し、竹の周りに集まった人がお箸ですくい上げながらそうめんを食べるというイベントのこと。
発祥地は昭和30年の九州。宮崎県の高千穂で始まったとされています。
参照リンク:そうめんの山道
『流しそうめん』と『そうめん流し』は違う?!
実は、竹を使い自然の水流で行うのが、本当の『流しそうめん』で、テーブルの上で人工的な水流で流すのは『そうめん流し』と呼び区別されるそうです。
この『そうめん流し』の発祥は鹿児島県の指宿市。こちらは昭和37年に観光アピールとして始まったのが起源とされたいます。
なので、今販売されている『卓上流しそうめん器』は、正しくは『卓上そうめん流し器』だったのです!!!!
どっちでもいいか(=_=)
*このブログではメンドクサイので、全部『流しそうめん』で統一して紹介しますね。
流しそうめん器の分類とメリットデメリット
『流しそうめんをやってみたい!』
そういった需要は結構多いようで、ネットを検索すると流しそうめんができる装置がいろいろと販売されています。
各社、いろいろな商品を販売していますが、大きく分けて3つのグループに分類されます。
代表的な商品と、そのメリットデメリットを紹介していきます。
〈本格派〉流しそうめん
これぞまさに、ザ・流しそうめん!
本物の竹を模したプラスチックの筒で作られた流しそうめん器。
人口竹なので、毎年使いまわしもできる。
単体でも約4mそうめんを流すことができるうえ、複数組み合わせることでさらに大きなイベントでも利用可能。
デメリットとしては、自由度の少なさ。
2mの長さは変更できないので、パーティーなどのイベント向き。
水も流れっぱなしで循環機構はないので、給水装置と排水設備を考えて設置する必要があります。
〈卓上クルクル〉流しそうめん
電機の力で水の流れを起こし、その中をくるくるとそうめんが流れる。最も商品数が多いのがこの形。
パール金属の商品は、商品名が『そうめん流し器』と、流しそうめん器じゃないところが、「コヤツわかっているな(。-`ω-)」と感じたので紹介してみました。
利点は何と言ってもコンパクト。
水を入れてスイッチオンするだけと、準備も簡単なので最もお手軽な『流しそうめん器』
構造も単純なので価格もリーズナブル。2000円程度から購入できます。
ひとまず流してみたい!という方はこれでいいんじゃないでしょうか。
デメリットとしは、すぐに飽きる(;´∀`)
くるくる回ってるだけだからね、もっと流しそうめん感を感じたいのであれば以下の〈卓上水流巡回型〉を選ぼう。
〈卓上水流巡回型〉流しそうめん
最後が〈卓上水流巡回型〉
これは、ポンプで水を巡回し、ある程度傾斜のついた経路をそうめんが流れる仕組みを持った『流しそうめん器』
経路が一体で、変更できないものから、自由度高く組み合わせ出来るものまでいろいろ存在する。
今回購入した同じドウシシャの商品でも、一体型が存在します。
こちらは上に用意された6口のスロットにあらかじめ小分けしたそうめんを入れておくことで、一定期間ごとに押し出してくれるという優れもの。
コンパクトなので場所はとらないが、大人数での流しそうめんには向かない。
今回レビューする『ドウシシャ流しそうめん器竹の涼亭』は、経路の自由度が高いのが何よりの利点だ。
まあ、その分準備と片づけは若干メンドクサイ。
でも、どうせ流しそうめんをやるなら、それなりに流れる楽しみが味わえるのがいいんじゃないかと思うよ。
『ドウシシャ流しそうめん器』レビュー
さて、いろいろな流しそうめん器を紹介してきたが、数ある流しそうめん器の中でも一押しなのが、『ドウシシャ流しそうめん器竹の涼亭』
特徴は、自由にコースをレイアウトできる柔軟性。
パッケージの写真では一列に並べて1.7mのロングコースが表示されているが、短いコース2本構成で組み立てることも可能だ。
足の高さも自由なので、テーブルに段差があっても調整できる自由度がある。
構成内容は6本のコースとそれを支える足、スペーサー。
ポンプ兼そうめん受け、水を循環させるホース。説明書だ。
今回うちでは1本仕立てのロングコース。
対面キッチンのカウンターからリビングへのテーブルまで流すコースを設置してみた。
組み立ては子供たちでもできる
組み立て終われば後は簡単。
下の容器に約2Lの水を入れてスイッチを押せば水が循環する。
電源は単三電池4本なので、天気が良ければ屋外での利用も簡単。
設置ができれば、あとはそうめんを流すだけだ。
コース設置の注意点。
コースはずれないように、クリップがついているので、どんな形でも倒れてしまうようなことは少ない。
しかし、あまりに急な角度に曲げると、水があふれて飛び出してしまう危険がある。
あまり急角度はつけないようにコース設計する必要があるぞ。
まずは少量の水で試運転を行ってから始めよう。
思った以上に盛り上がる!流しそうめん
準備はちょっと大変だけど、その準備も子供たちと一緒に行えば楽しいイベント。
あまりそうめんが好きではないタローもすごい勢いでそうめんをすすっていました( *´艸`)
流しそうめんを行う場合、ついいつもより食べ過ぎてしまうので、通常よりも多めにそうめんを用意しておいた方がいいですよ。
まとめ
今回は『ドウシシャ流しそうめん器 竹の涼亭』を紹介しました。
今回、じいじとばあばからのお誕生日プレゼントだったんだけど、思った以上に子供たちも喜んで盛り上がりました!
流しそうめん器を検討の方は、単にくるくる回るだけのそうめん器より絶対に盛り上がりますよ。
よかったら使ってみてくださいね。