頻繁には使わないが、あると便利な『長靴』
雨の日でも足を濡らすことなく移動ができる画期的な靴なんだけど、
はっきり言って、そんなに頻繁に利用するものではない。
壊れたら新しいものに買い替えればいいんだけど、長靴って意外と高いんだよね(。-`ω-)
そこで今回は、壊れた(穴の開いた)長靴を修理していこうと思う。
高価な長靴が長持ちするわけではない
長靴の素材はほとんどが『ゴム製』
それはホームセンターの2,980円の長靴でも、海外製の高級長靴でもそうは変わらない。
しかしこの『ゴム』というやつは、意外とすぐに劣化してしまうものなんです。
高級なものも、安物も、程度の差こそあれ1~2年でゴムの劣化が現れる。
特に、つま先や足首など、歩行やしゃがんだ際に負担のかかる部分は遅かれ早かれヒビが進みます。
長靴修理に向く接着剤
今回は使い始めてから、3年?4年?それなりに時間の経った長靴を接着剤で修理していきます。
使用するのはコチラ
コニシ株式会社の「ボンド ウルトラ多用途SUプレミアムソフト」
特徴として、どんな素材でも接着することが可能で、透明。水に強く屋外使用可能。さらに曲げや衝撃にも強いという素晴らしい接着剤だ。
ちなみにこの「ウルトラ多用途SUシリーズ」にはほかにも、レギュラー・クイック・ハードがあるが、可動部分に使用するため最も衝撃に強い『ソフト』を使うのがおすすめだ。
長靴を修理しよう
準備として、長靴をきれいに洗って、水分は乾かしておこう。
接着剤ののりがいいように、傷口の周辺を粗目の紙やすりで磨いておくのも有効だ。
上記で記したように、可動部分が最も壊れやすい。
接着剤に付属のへらで、傷の中にまでしっかり接着剤を塗り込む。
傷だけでなく、周囲にまくを張るように少し大きめに塗ることもポイントだゾ。
この接着剤は塗った部分はやせることなくそのまま固まる。
しっかり固まるまでは約3時間かかるので、塗った後は触れないように置いておこう。
3時間で実用強度にまでは固まるが、24時間置くことでさらにしっかり固定される。
硬化後、接着剤は透明なゴム状になり、弾力性もあるので曲げ伸ばしにも強く、もちろん水の侵入もない。
もしまだ水が入るようなら、亀裂がきちんと覆われていない可能性が高い。
その場合は、上からもう一度塗ってしまえば大丈夫だ。
曲げても伸ばしてもばっちり固定されています(≧▽≦)
これであと数年は使えるかな。
ウルトラ多用途SUの欠点
数百円で長靴を始め各種素材に利用できる 「ボンド ウルトラ多用途SUプレミアムソフト」 ですが、もちろん欠点もある。
硬化までに時間がかかる
瞬間接着剤のようなスピードで固めることはできないので、緊急時には使用できない。
その代わり弾力性があり硬化後も柔らかさを保つことができる。
強固な固定ができない
弾力性があるので、長靴のような柔らかいものの接着にはいいが、がっちり固定するものには向かない。
その場合は同じシリーズのハードやクイックを使用するといいだろう。
粘着性が残る
硬化後も触るとべたべた感が残る。そのうち気にならなくなるが、始めはほこりが付きやすく感じるかもしれない。
まとめ
可動部分のゴムは劣化しやすい。
「ボンド ウルトラ多用途SUプレミアムソフト」は可動部分でも柔軟的に固定できるので、長靴修理にはおすすめだ。
家庭に一つあると、いろいろな場面で重宝するゾ。
長靴に穴が開いて困っている場合ぜひ活用してみて。
長靴では最近新素材を使った製品が人気。
アトム グリーンマスターは、ウェットスーツに使う素材で作られているので、柔軟性に富み、ひび割れも起きにくい。
次に長靴を購入するならこれにしようと思っているよ。
カラーも豊富だよ(≧▽≦)