携帯料金戦国時代。
大容量、3000円以下が常識に変わりつつあるこの時代。
この流れに乗っておかない手はないでしょう!
という訳で、さっそくdocomoの新プラン『ahamo』にMNP(ナンバーポータビリティ)してみたんですが、これがなんだか難しかった!
どうやら、docomoユーザー以外の、dカードの紐づけされたdアカウントからは「ahamo」に申し込みができないらしい。
何でかはわからないが、仕方ない。
結論として、dアカウントとカードの紐づけをはずせばいいんだけど、これがまた面倒だった(^_^;)
今回はそんなお話。
基本的な話「ahamo」って何?
菅総理の
「携帯料金ってもっと安くなるんじゃないかい?」
というお言葉を受けて、ドコモが動いた。
今までは、少量データなら各種格安SIM。
大容量なら楽天モバイルが「使い放題2,980円!つながりにくいけど我慢してネ」
というスタンスでのサービス提供だった。
しかし、ドコモが『20G!2980円!』を発表したことで、スマホ業界に激震が走った。
スマホの料金は高すぎる!?自分の契約を再確認
docomoの発表を受け、各社横並びに続々3,000円程度の低価格プランを発表。
それに伴い、楽天はさらなる値下げを余儀なくされ、ついに基本料金を0円まで値下げた。
格安SIMも負けじと、各社で値下げした新プランを発表している。
まさに今が、自分の契約状況を見直すチャンスだゾ。
スマホの月額料金が1万円なんて時代は平成で終わり。
令和ではとんでもない価格破壊が起きている。
携帯会社によっては自分で契約変更を申し込まないと、いつまでも高い価格のままという場合もある。この機会に確認しておこう。
価格破壊の筆頭『ahamo』
その新料金プランの代表こそ、docomoが提供を開始した『ahamo』だ。
月額料金は、当初の発表よりさらに値下げされ、月額2,970円(税抜2,700円)
税込みでも3,000円を下回る価格で、2021年の4月から提供が開始されている。
私は先行申し込みのエントリーをしていたので3000ポイント、そして15日以降の契約ならさらに3000ポイント追加で6000ポイントももらえるのだ。
これは、乗り換えるしかないでしょう!
現在の契約情報の確認と今後の予定。
さて、現在の契約状況だが、
使用端末 | キャリア | 種類 | 容量 | 月額料金 | |
メイン回線 | PIXL4a(5g) | OCNモバイル | 物理SIM | 1G | 1,298円 |
サブ回線 | PIXL4a(5g) | 楽天モバイル | eSIM | 無制限 | 0円 |
ユニバーサル料金込みでも1,301円と超お得に利用支えてもらています(≧▽≦)
ただし、昨年からお世話になっている私の楽天モバイル。1年無料は3月でおしまい。
OCNも値下げにはなったけど、このままだと4月は以下のように変わってしまう。
使用端末 | キャリア | 種類 | 容量 | 月額料金 | |
メイン回線 | PIXL4a(5g) | OCNモバイル | 物理SIM | 1G | 770円 |
サブ回線 | PIXL4a(5g) | 楽天モバイル | eSIM | 無制限 | 0~3,278円 |
超ヘビーユーザーの私は月間20G程度、容量を消費する。
もちろんOCNの1Gなんかじゃ足りないので、楽天は最大料金まで跳ね上がる。
そうなると4,000円オーバー。
3大キャリアを利用しているのに比べればかなり安いが、このままではモッタイナイ。
そこで、MNPを利用した料金プランの組み換えを決行してみた。
計画では以下のような構成になる予定だ。
使用端末 | キャリア | 種類 | 容量 | 月額料金 | |
メイン回線 | PIXL4a(5g) | ahamo | 物理SIM | 20G | 2,970円 |
サブ回線 | PIXL4a(5g) | 楽天モバイル | eSIM | 無制限 | 0~3,278円 |
こちらに組み替える。
楽天は使わなければどうせタダなので、サブ回線として残し、メイン回線を最も信頼のおけるdocomo回線にするのだ。
これによって月額は2,970円に抑えられる。
楽天も最近はかなりつながりやすくはなってきたが、やはり建物内では圏外になることがまだあるのも確か。
docomoの回線が使えるのはやはり意味合いが大きい。
ahamoの申し込みはスマホがおすすめ!
さっそくahamo専用サイトからMNPを申請しよう!
注意しなくてはいけないことがある。
お得な料金プランである『ahamo』は店頭サポートを行わないことで格安料金を実現している。
そのため、街のドコモショップやヨドバシカメラなど量販店のdocomoコーナーでの契約はできない。
たまに、ショップで『ahamo』のポスターを張り出して集客しているお店もあるようだが、お店に行ったところで、店舗での契約はできない。
ahamoを餌に情弱ユーザーを呼び寄せて、高いプランを契約させるという『悪質な営業手法』(通称アハモフック)が行われていることが問題視されてニュースになっていた。
参考リンク→:ドコモ、「アハモでギガホ勧誘」景表法違反か(3/26東洋経済オンライン)
今はそんなことしているショップはないと思うけど、騙されないようにしよう。
追加情報:docomoはahamoの有料店頭サポートを開始するらしい。ただ1回の料金がバカ高いから、悩みどころだね。
ahamoに申し込もう。
さっそくahamoに申し込みを始めよう。
ネット契約のahamo専用サイトから申し込みが可能だ。
必要なものは、
- 本人確認書類(免許証など)
- 支払い用のクレジットカード
- 現在契約中のキャリアで発行される10桁のMNP番号(新規契約なら不要)
MNP番号は、キャリアによっては即時発行されない場合もある。
事前に発行依頼をかけておくのがおすすめだゾ。
専用サイトからの申し込みは、パソコン、スマホどちらからでも行えるが、おすすめは断然スマホだ。
パソコンからの『ahamo』に申し込み
文字入力が楽なので、始めはパソコン版のサイトから申し込みをしてみた。
ちょっと見にくいけど、右上に「申し込み」リンクがあります。
まずは契約の選択。
docomoからか、それ以外か?
本体を購入するか否かが選択できる。
現在のスマホがahamoに対応していないなら、新しく本体を用意する必要がある。
だけど、販売しているスマホ本体は3機種しかないうえ、たいして安くもないので他でSIMフリー端末を用意した方がいいかも(^_^;)。
このあとでは、お得にスマホ本体を購入する方法も紹介しているぞ。
端末が対応していなくても契約は進んでしまうので、しっかり確認しておこう。
安く新しいスマホ端末本体をゲットする方法
例えば、楽天モバイルを契約して格安価格でスマホ本体をゲットする!
楽天は使用しないで、ahamoのSIMを乗せて運用(楽天は使わなければ0円)ということもできる。
デュアルSIM対応なら、楽天をサブにして2枚で運用してもいいね。
SIMフリー端末でも、ahamoの周波数に対応していない場合もある。
購入前に必ず対応機種一覧で確認しておこう。
オプションの選択と月額料金の確認
月額料金は、税込み2,973円。安い!
このあと、端末の対応状況の確認。その他確認事項をチェックしたら本人確認に進みます。
パソコンからの本人確認が、難易度めちゃ高い(◎_◎;)
MNPの場合、現在のキャリアで発行された番号を入力します。
入力が終わると、本人確認のページに移動。
オンライン上で免許証などを撮影して本人確認が行われます。
ただし、パソコン版はこの『本人確認作業』の難易度がめちゃくちゃ高い(◎_◎;)
パソコンにWEBカメラが搭載されていれば、本人確認書類を撮影して送信するんだけど、カメラ性能が足りないのか、撮影が下手なのか全く認証されない。
カメラは先週購入したばかりで最新なのに…
悪戦苦闘の末、パソコンでの登録は断念。
スマホでの契約を行うことにします(=_=)
スマホからだと本人確認の写真撮影が簡単
基本的な手順はパソコンと同じ、本人確認までサクッとすすめます。
本人確認はスマホのカメラで撮影。こちらはスマホのカメラなら難なく認証されました
続けて、本人確認書類の表面と厚み、裏面を撮影。
最後は本人の顔を撮影。真正面だけでなく、指示に従って顔を動かして撮影します。
申請完了したら、元の画面に戻って登録を続けられます。
お客様情報の入力-支払い補法の設定-注意事項の確認が終われば申し込み完了です(≧▽≦)
問題発生!docomoユーザー以外でdカード持ってると登録できない!
すべてが終わって、注文を確定したら謎のエラーが発生!
このdアカウントでは申し込み出来ないって?!
よくよく見たら、dカードが紐づいたアカウントでの登録はエラーになるらしい。
ahamo契約のためにわざわざdカード新しく契約したのに、あんまりだ!
原因不明のため、Q&Aで検索をかけると、こんな回答がありました。
dカードとdアカウントの紐づけを解除
どうやらdカードの紐づけを解除しなくてはいけないらしい。
しかし、探し方が悪いのか、そんな項目は見つからない(ノД`)・゜・。
仕方なくサポートにお電話。
コールセンターのお姉さんにお願いすれば、アカウントとの連携を解除してもらうことができました。これでやっと最後の登録まで到着。MNP依頼完了です。
いや~、新規登録ならこんなことないんだろうけど、予定外にいろいろ手間取ってMNPするのに2時間もかかってしまいました。
あとはSIMが届くのを待つばかり(≧▽≦)
先行エントリーに登録していたなら、SIMが届いたら忘れずに専用サイトで3000ポイントをゲットしておこう。
期限は6月30日までだぞ。
ahamoよりお得、0~2000円以下で使えるスマホ!
まさパパはヘビーユーザーなので20Gでも足りるかどうかというところだけど、一般の人はせいぜい5Gもあれば十分と言う人の方が圧倒的に多い。
その場合は、むしろahamoなどのキャリアが提供する大容量格安プランより、さらにお得になった『格安SIM』を利用する方がお得な場合が多い。
おすすめは、代表キャリア3社(docomo・au・Softbank)のサブブランド格安SIM。
親ブランドのネットワークを優先的に利用できるから、通話品質・通信速度は大手キャリア並み。
なのに価格はリーズナブルなのが特長だゾ。
Yモバイル
言わずと知れたSoftbankのサブブランド。
最安値は3Gの月額2,178円(税抜1,980円)
家族割適用で半額以下の3G:990円/月になる。
事務手数料なし・期間縛り・解除料もなし。
その上ヤフープレミアム(月額508円相当)も付いてくるので、実質482円!!
家族割(もしくは学割)が利用できるなら最安値かも。
UQmobile
こちらはauのサブブランド『UQmobile』
最安値は3Gで1,628円
家族割はないが、学割適用で家族を含めてYモバイルと同じ3G:990円/月になる。
au端末を使用している場合は、そのままSIMの差し替えで利用できる場合が多い。
OCNモバイルONE
docomoのサブブランドという訳ではないが、同じNTTグループということで紹介。
OCNの最安値は1Gで770円。
他社に合わせて3Gで見ても990円/月だ。
単独で契約した場合は最も安い。
そして、最大のポイントはスマホ端末の大安売り。
特にRedmiやOPPOといった中華スマホの安売りがスゴイ。
タイミングよければそこそこのスペックのスマホが1円で手に入る。
キャリアの乗り換えとともに機種も変更したいなら、OCNが一押しだゾ。
楽天モバイルUN-LIMIT-Ⅵ
サブブランドではないけど、格安料金なら外すことができないのが『楽天モバイル』
1年間無料こそ終了したものの、基本料金0円の衝撃はすさまじい。
普段使わなくても、サブ回線として契約だけしておくのもアリだ。
とはいえ、0円なのは1Gまでで、3Gまで使った場合は税込1,078円(税抜980円)と、ほかのサブブランドと同じ価格帯になる。
普通に使っても1Gで納めるのは難しいから、基本的に家から出ない人や、デュアルSIMのサブ回線としての利用でもない限り0円にはならないかもしれない。
ただ、今でも基本料金は3ヶ月無料。本体購入で最大25000ポイントプレゼントなどのキャンペーンは継続中(2021年4月現在)基地局もだいぶ充実してきているから、検討の余地は十分にアリだ。
IIJmio
サブブランドではないけど、プラン的にも、スマホ端末的にもお得なキャンペーンをしているから、IIJmioも紹介しておこう。
最安値は2Gの月額858円(税抜780円)だ。
4Gでも1,078円(税抜980円)と他社よりちょっとだけお得な設定なのが憎い(^_^;)
IIJmioは格安SIMでは唯一『eSIM』に対応しているから、iPhoneやpixelシリーズのようなデュアルSIMにeSIMを使用できる端末のサブ回線としてもおすすめ。
OCNに負けないくらいの、スマホ大特価を開催中。
売り切れだった商品もこっちで購入できるかも?!
まとめ
今回、ahamoへのMNPで つまづくかもしれない、dカードとdアカウントでエラーが出た場合の対処法を紹介した。
スマホのMNPはちょっと面倒だけど、一度行うだけでずっと安く利用することができる。
仮に月に5,000円かかっていたスマホ代が1,000円になったら、年間で48,000円もお得になるんだ!
この機会に今のスマホの契約がどうなっているのか、確認してみよう。
また、古い機種を使っている場合は、ぜひ機種交換も検討してみよう。
今のスマホの使い心地は2年前の機種と比べると雲泥の差だゾ。
過去記事に、pixel4a (5G) と、Redmi note 9sのレビュー記事もあるので参考にしてほしい。
上手に使って、快適なスマホライフをおくりましょう!